1. 家の構造
    家の構造は、人の身体や心に大きな影響を与えます。
    健康的な構造の家は、温度・湿度が自然に調整され、気候に大きく左右されません。
    カビ・細菌・白ありなども発生しません。室内の空気の状態がよく、心身が安定します。
  2. 家の階層
    生活する場は、地上に近いほど健康的です。地上からの距離が離れるほど、大地からの電子の供給が少なくなり、代謝や神経系の健全な働きが妨げられます。
    高層階に長年住んでいると、自律神経系、ホルモン系のバランスや、精神的調和が崩れやすくなります。
  3. 土地
    家を建てる土地は、元々自然の状態であった所が適しています。山、森、林、野原など、人工的な操作を行っていない所です。
    沼、池、湖などの跡地や廃棄物などを埋め立てた土地は、家や人に悪影響を与えます。
  4. 外装
    家の外装材として使用するものは、外界からの侵食を防ぐためだけでなく、断熱や通気にも関わり家と住人の双方に影響を与えます。適切な外装材を使うことは、健康的に住まうために大切です。
  5. 内装
    室内の床、壁、天井の材質は、健康に影響を与えます。合板やビニールクロスなど人工素材は、接着剤などに複数の化学物質が使われており、揮発して室内にこもるようになります。
    内装材は、木、竹、珪藻土、土壁(大津、漆喰)、クロス(布、紙)などが適しています。
  6. 空調
    部屋の空気を一年中一定に保とうとするのは、健康にとって大きなマイナスです。
    環境を人工的にコントロールしすぎると、自分自身の本来のコントロール能力が衰えます。それは単に体温調節だけに限らず、ホメオスタシス(恒常性)そのものが衰えることになります。冷暖房は、最小限にとどめることが賢明です。
  7. 部屋の構造
    部屋の構造は、健康を左右します。
    とくに寝室、居間、台所、浴室は、大切です。