食物は、血液をつくり、血液は細胞をつくっていきます。血液は、生命維持のかなめであり、健康のベースです。

人の身体は、37兆個の細胞で構成されています。細胞は、血液によって養われています。毎日新しく生まれる7000億個の細胞は、すべて血液が素材です。血液は、すべて食物が素材となります。つまり、食物の質が細胞の質を決定するのです。 毎日の食生活は、体質、体力、脳機能、神経系、精神までも大きく左右します。食事は、食材の質、調理法、食物の組み合わせ、食べ方などにより、健康レベルを決定します。食材は、産地、栽培法、加工法、元素バランス、栄養バランス、保存法などによって、身体に与える作用が異なります。調理は、水の質、調味料の質、組み合わせ、処理法、調理器具などによって、食物の質が異なります。食べる時、量、意識、かみ方、場などによっても、身体への影響に大きな差を生みます。