前回の報告から、あっという間に時間が過ぎてしまいました。すみません。
福島原発事故後、放射能物質の除去問題に取り組んでまいりましたが、様々な実験や問題を乗り越え、ようやく方向性が見えてきました。
実験を重ねるたびにいい結果が得られたのです。少しでも早くセシウム問題を解決できるように進めてきた実験方法にどうやら間違いがなかったようです。
今後は、さらに大きな実験をするために実験装置などの協力をいただき、セシウム無害化にむけて精進していこうと思っています。
先日、福島県本宮市に行ってきました。
昨年、ここにあるため池から37万ベクレルのセシウムが検出されました。この状況を調査しに行ってきました。
問題のため池がある隣に住む住人の方にもお話を聞いたのですが、「孫が遊びに来れなくなって寂しい」と、とても不安でいらっしゃるようでした。
役所からはこのため池を埋め立てるようなウワサが出ているようですが、現在何も進んでないようです。
さらにこのため池の水は近くの畑で使用しているため、とても心配です。
我々もこのため池を調査しようと思ったのですが、柵があり非常に深いため断念しました。その代わりその近くに多数存在するため池の調査をしました。
しかし、問題のため池ほど高い数値は出ませんでした。
これからも、この問題の推移を見守っていきたいと思います。