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認知症生活改善しかない

認知症患者は、軽度の人を含めて860万人にも上ります。これからも認知症は年々増え続けることが予想され、大きな社会問題となっています。10年以内に1000万人になるでしょう。当局も医療者も根本的対策は何もなく、発生した問題に対して現象のみの対処に終始しているのが現状です。問題の本質を見ず表面的・局所的にしか見ていないため、一向に解決に近づかないのです。

認知症は近年若年化してきており、40歳代以下で発症したものは若年性認知症といいます。若年性認知症は、高齢者に比べて進行が速いのが特徴です。初期には、記憶力・思考力の低下をはじめ、頭痛、めまい、妄想、不眠、暴力行為などが現れ、精神障害と似ているため専門医でも分かりにくいものです。認知症が進行すると全身の機能に障害が及んで、ほとんどの人は寝たきりになります。

認知症は自分だけでなく、周囲の多くの方々を巻き込んで悲惨な生活を強いることになります。家族に認知症が発生することによって、家庭内でのトラブル、職場でのトラブル、様々なアクシデント等々、多方面にわたって問題が拡大していきます。

認知症患者が増加すると、国家の経済的損失は莫大です。この世から寝たきりと認知症が無くなれば経済状態は大幅に上がり、現代人の暮らしは今の何倍も豊かになります。

認知症は過去には痴呆症と呼ばれていたように、脳の知的障害です。人は高齢になればほとんどが認知症になるといわれていますがそれは大きな誤解です。一人一人の自覚があれば、避けられることです。人は本来、心身ともに生涯健全に生きていくことができるものです。それができないのは、それぞれ各自の生き方の問題です。すべて自己責任です。

現代人の生活の中には、認知症の原因になるものが数多くあります。現代医学では、アルツハイマー型と脳血管型はアミロイドβタンパクの蓄積、レビー小体型はαシヌクレインというタンパク質の変性したものの蓄積によるとされています。いずれもタンパク質、脂質、糖質が変性したものです。これらの蓄積により、脳細胞は萎縮して機能を失ってしまいます。これを微小梗塞(ラクナ梗塞)といい、脳全体に複数現れてきます。微小梗塞は、30代から発生し始めるといわれています。

その他様々なものがあります。農産物に使われる殺虫剤(ネオニコチノイド系)、携帯電話、中継アンテナ、電子レンジ、電磁調理器、電気カーペット、電気毛布などから発生する電磁波は、脳細胞を狂わせます。

歯が抜けるとかみ合わせが狂ったり、よくかまなくなることで脳へ伝わる信号が変化するため、脳機能の低下が起こります。頸椎(首の骨)の歪みや変形、首の筋肉やじん帯の硬化、血管やリンパ管の圧迫による循環不良等々によって、血液や神経信号の流れを妨げることが脳の障害を起こします。また運動不足やストレスなどによって頭部の循環不良が起こると、認知症につながります。

中でも最大の原因は、食生活と精神生活の問題です。現代人の食事は問題だらけです。特に、飽食、高カロリー、化学薬品漬けの食品、農薬漬け、不調和でアンバランスな摂り方など、脳にタンパクや油の変性物質が溜まるのが当たり前な食生活です。

現代人の精神面は、自己本位、固執・執着しやすく、ストレスに弱い、不調和・不安定な人が多く見られます。さらに「年を取れば認知症が起こって当たり前」という思いが、大半の人の心の中にあります。高齢になって頭や身体が衰えたら、元気がいい人が面倒を見るのが当然という思いがあります。これが大きな間違いです。「生涯健全で暮らすことは国民の権利である」と主張する前に、社会の一員であるなら「健康を自ら維持することはすべての国民の義務である」という自覚を持たなくてはなりません。

認知症問題の解決は、生活改善しかありません。生涯健全で豊かで幸せに暮らしたいと願うなら、生活の調和に努めることが肝要です。

2014年12月01日 23:56:12  更新

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